データベースとは

目次

データベースとは

データベースとは、様々なデータの検索や登録や変更や削除ができるようになっているシステムのことです。

リレーショナルデータベースとは

データを種類ごとにテーブル(表)の形で保持しておき、必要に応じてテーブルを連結したり加工できるデータベースです。

リレーショナルデータベースの特徴

データとロジックが分離している

データベースには、データとロジックが分離しているという特徴があります。
同じテーブルでもロジックを切り替えれば、違う集計ができます。
リレーショナルデータベースではデータとロジックが分離しているため、様々な集計や検索が切り替えやすくなっています。

データを柔軟に組み合わせられる

リレーショナルデータベースでは、種類ごとに細かくテーブルを分けます。
そして必要に応じてテーブルを結合することで、望みの結果を得ます。
結合するデータを分離するよりも、分離されたデータを結合するほうがずっと簡単です。
リレーショナルデータベースでは、扱いやすい形でデータを保持しておき、必要に応じて組み合わせるので、柔軟な操作や検索ができます。

データの整合性を保つ

リレーショナルデータベースでは、データを一箇所にのみ保持して、必要に応じてテーブルを連結します。
そのためデータを修正する際、一箇所だけ修正して再連結すればよく、いろんな箇所を探しまわって修正する必要はありません。
このように、リレーショナルデータベースではデータの整合性を保ち、不整合を起こさないための機能を備えています。

大量のデータを扱える

テーブルの行数が数十億単位であっても問題なく動作します。
さらにコンピュータの台数を増やして性能を上げることもできます。

同時変更による競合を考慮している

データベース製品にはトランザクション機能があり、変更の競合を検出したり、整合性が取れなくなったら変更をキャンセルできます。

テーブルについて

テーブルの構造

テーブルは行と列で構成されます。
以下は主キーがIDのテーブルです。

ID 名前 メールアドレス 性別
1 エレン elen@example.com
2 ミカサ mikasa@example.com
3 アルミン arumin@example.com

行を識別するのは主キーの値です。
列を識別するのは列名です。
行が集まったものがテーブルになります。

テーブルには行の順番がない

リレーショナルデータベースのテーブル(表)では、行の順番は保持されません。
テーブルは行の集合であって、順番を保持する行のリストではないからです。

最後に

データベースがなぜよく使われるのか、理由が分かって良かったです。次はSQLに関する記事を書けたらと思います。

以上です!