コロナ禍の結婚式事情、6割の花嫁がキャンセルや延期をせずに結婚式を挙げたと回答。コロナ禍だからこそ工夫したことや、実際の結婚式のエピソードをご紹介。

目次

■まとめ
20~30代花嫁インスタユーザー1017人が回答した「コロナ禍の結婚式事情」について。
・コロナ禍の結婚式準備を開始したのは1年以内と回答した花嫁は全体の半数以上。
・全体の59%がキャンセルや延期をせずに工夫して結婚式を挙げたと回答。
・こんな時だからこそ「結婚式」を通して本当に大切な人ととの繋がりを感じる方が多く見られた。

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コロナ禍の結婚式準備を開始した時期は。

コロナ禍での結婚式準備、まずはどのタイミングでブライダルフェアに参加されたのか。
アンケートの結果は結婚式予定日の1年前〜半年前にブライダルフェアに参加された方が376名で全体の37%と一番多い結果となりました。

次に多かったのが結婚式予定日の半年以内にブライダルフェアに参加された方が246名で全体の24%という結果となっております。見通しのつかない時期だからこそということもあり、1年以内で準備をスタートされるという方が半数を占める結果となりました。

コロナ禍の結婚式、キャンセルや延期について

コロナ禍のご結婚式では、もしも感染拡大してしまった際にはどのような対応をとったら良いのか。これからご準備をはじめる花嫁様の中で一番気になるポイントとしてあげられるのがキャンセルや延期についてです。回答者数870名のうち、コロナ禍の結婚式でのキャンセルや延期はしなかったと回答した花嫁様は全体の516名で59%という結果に。

<コロナ禍で結婚式を行う決め手となったポイント>
・自身のライフプラン、家族の後押し、いつ終息するかわからないこそ待てないというのが決め手です。

・妊娠した状態で結婚式を挙げるのは嫌だったので、結婚式→出産を考えるとタイムリミットだったこと。

・家族が親族だけでも開催したら良いのではないかと前向きだったこと。
・少し終息してはリバウンドと状況が見えなかったものの、結婚式当日は緊急事態宣言の最終日。奇跡的に感染者が少なくなっていて、ゲストもコロナと共存できてきたタイミングだったこと。
・出産のことを考えると、いつ終わるかわからないコロナの終息を待つことは出来なかった。

・2回目のワクチンを打ち終わるタイミングを予測して、感染者数が少ないであろう時期を狙いました。

以上のようなコメントがあげられました。

結婚式の時期に関しては、なかなか見通しがつかないものの少し感染が落ち着いたタイミングであったことも、当日を迎えるポイントとなったようです。他にも『両親が花嫁姿を見たいと言ってくれました。』とやはり親御様や親戚が結婚式を望むケースも多くあるようでした。また、結婚式の後に妊活をしたいう考えの花嫁様の意見も多く寄せられました。

コロナ禍での結婚式を実際どのように工夫したかをご紹介

では、実際に結婚式をキャンセルや延期はしなかったと回答した方はどのような結婚式を行ったのか。見通しのつかない状況であってもしっかりと感染症対策を行い、また、長く続いているコロナ禍で結婚式場自体も徹底した感染症対策をおこなっている会場が多くプランナーと相談しながら工夫した花嫁様が多く見受けられました。

【感染対策】
・ゲストの顔が見たいので透明マスクを用意した。

・コロナ対策で余興なしでしたが、逆にゲストとたくさん写真を撮ったりできてよかったです。

【家族婚など少人数挙式で開催】
・親族さえも呼ばず、家族のみでの挙式。面倒なあれこれが省けてかえってよかった。

・家族式にしたおかげで、気をはらずにゆったり楽しめた。

ゲストを多く招待するリスクも少ないことや準備も負担にならずにかえってよかったとの意見も。結婚式の当日はたくさんゲストを呼ぶ挙式披露宴ではなかなか家族や親戚の方と時間が取れないケースも多いので、家族だけで過ごすことで親御様にもしっかりおもてなしや感謝の気持ちを伝えられるというメリットもあり家族婚を選ばれる花嫁様も多いようです。

【ライブ配信での結婚式】
・海外に住んでいる友人は来れなかったので、ビデオレターを送ったもらいました。

・安全に過ごしてもらうために、参加者はワクチン2回以上の方を限定にし、それ以外はライブ配信にしました。

当日お越しいただくことが難しい海外や遠方ゲストがライブ配信やビデオレターなどで参加するというケースも。
ゲストの安全を考慮してワクチン接種の条件や抗体検査など制限を設けて招待されたという花嫁様もいらっしゃいました。

実際のコロナ禍での結婚式エピソード

<コロナ禍での結婚式で残念だったエピソード>
・流しテーブルだったけどアクリル板でみんなの顔が全然見えなかった。

・乾杯の挨拶をしていただく予定の上司が当日濃厚接触者になり欠席。

・次々に欠席の連絡がきて凹みながらもこんな時に来てくれるゲストに感謝の気持ちしかなかった。

感染症対策のためアクリル板やマスク必須での参列となるためゲストの顔が見えなくて残念だったというお声が多く寄せられました。また、コロナ禍の結婚式、参列予定のゲストが急遽不参加になってしまうケースやふたりを祝福したいという気持ちはあっても家庭や職場の事情などでどうしても参列が難しい場合も。こういった情勢だからこそ結婚式当日が一層かけがえのない、特別な日になります。

<やっぱり結婚式をやってよかったエピソード>
・あまり先延ばしにしなくないという気持ちもありつつ、集まれない状況もあった中で、旦那のお祖父さんが亡くなったこともあり、喪中の間はやめようとのことで日柄や来て欲しい人の日程も確認し、結果入籍から1年8ヶ月後に結婚式を挙げました。実は結婚式当日は私の誕生日。結婚式1ヶ月前には緊急事態宣言や蔓延防止なども出ていて、開催するかギリギリまで悩みましたが、結婚式当日は奇跡的に宣言も全部解除されました!結果当初の予定よりも参加者数は少なかったのですが、延期する事も無く開催出来ました。当日も凄く楽しくて、もう一度やりたいくらいです。

様々な事情があり結婚式の時期やスタイルなどを悩まれる花嫁様も多い特別な時代。
結婚式を開催するという決断をされた花嫁様はそれまでたくさんの悩みや葛藤の中で準備を進められ当日を迎えられた際にはやはり『結婚式をやってよかった』という回答が多く上がりました。

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[調査概要]
表題:「コロナ禍の結婚式事情」に関する実態調査
調査主体:プラコレウェディング
調査方法:Instagram ストーリーズ
調査期間:2022年5月24日~5月27日
有効回答:1017名
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