いまさら聞けない?デザイン初心者向けの情報まとめてみた!その2
こんにちは!
プラコレデザイナーのあずあずです。
前回デザイナー初心者向けの記事を書かせていただきましたので、書こうとしていた続きに関して今回は書いていきたいと思います!
- 1.デザインの流れ(前回)
- 2.デザインの基本(今回)
- 3.デザインを早く起こすためには(次回以降)
デザインの基本
1.4つの原則について
2.まとめ
1.4つの原則について
デザインについて勉強しようと思って、まず見かけるのがこの原則かなと思うのですが、他にもデザインする上でのルールやポイントってたくさんありますよね。20のルール〜などたくさんポイントを記載している記事も多いのですが、覚えられない!結局なんだっけ?ってなる人も多いと思いますので、今回は少数に絞りたいと思います。
この4つの原則はほぼどのデザインにも当てはまるものになると思いますので、基本中の基本だともいえます。
4つの原則その1 整列
整列とはデザイン内の要素を、何かのポイントを基準に揃えて配置することです。そうすることで要素それぞれが関連性を持ち画面が見やすくなります。
その際に、関連する要素をグループとして考えるとより整列して行きやすいです。
以下の左の画像ではそれぞれの要素が中央寄せだったり、左寄せだったりとバラバラで非常に見づらい画面になっています。これを右のようにどれかの要素に揃えることで、情報がわかりやすくなります。
一番スタンダードなのは左端揃えですが、見出しなどインパクトをつけたりバナーを作成する際は中央揃えなどもレイアウトでよく使うと思います。中央揃えは基準にしている軸の線がわかりづらいというデメリットがあるため文字が多いデザインの際には注意して使用が必要そうです。
この目に見えない線を伝えることでデザインの統一感を出すことができます。
4つの原則その2 近接
近接とは、関連性のある要素を近くに配置することです。これにより要素に関連性があることが視覚的にわかりやすくなります。
まずは要素ごとにまとまりでわけてみて、関連性の薄い要素は離してみます。よく例に出されているのが名刺の例ですね。
このような形で要素ごとに距離を離すとそれぞれの情報が整理されグッと見やすくなります。余白によってまとまりを作るのが一番スタイリッシュに見えるのではないかと思いますが他にも線や面で区切ることでグループわけをすることができます。
また、グループ化という面では、要素ごとに同じ色や形にする、囲むなどでグループを分けることもできます。
全体のバランスやデザインイメージを考えながら調整しましょう。
4つの原則その3 反復
反復とは、複数の写真や文字などを同一のデザインルールに基づき配置させることです。これによりデザインの中に規則性が生まれ、デザイン全体に統一感が出ます。
パターン柄などの文様が美しいとされるのも、規則性を持って繰り返されるものに見る人は美しいと感じるからというのがあるようです。
何か商品などの画像を並べる場合であったり、リストとして文字を並べる場合であったり同一の要素がたくさんある場合に意識する場合が多いです。
例えばこのように社員の情報を並べる場合に、同じような画像を使用していてもデザインのレイアウトが違えばバラバラな印象になってしまい、社員一人一人の情報も頭に入ってきません。
以下のように要素を揃えることで、やっとそれぞれの要素の情報自体に目が行くようになります。
また、反復させる際は、文字サイズや余白感、装飾など全ての要素を反復させることが大切です。
4つの原則その4 コントラスト(対比)
コントラストとは、要素と別の要素を対比させることです。これにより画面内にメリハリが生まれ、相手に正しく情報を読み取らせやすくなります。
前回の記事でもジャンプ率について書かせていただきましたがそこにも繋がる内容ですね。
対比にはいろいろな種類がありますが、
1.文字の大きさ
2.画像と文字
3.色の対比
4.密度の対比
などが大きくあります。
コントラストをつける際に気をつけたいのは、対比の違いをしっかりとつけることと、強調したい部分を明確にすることです。
少しの違いでは、要素同士が逆に統一性がないように見えてしまいます。誰でもわかるぐらいメリハリをつけましょう。
また、意図的でない要素が目立ってしまわないように、要素の優先度を考え、対比させることによって強調したい部分をあらかじめ明確にしておきましょう。
まとめ
今回は誰もが通るであろうデザインの基本ルールについて触れました。
他にも余白についてだったり、○○の法則だったり調べればたくさん出てくるのですが、事例によって様々なのでまずはこのルールを改めてしっかりと身につけておくことでデザインだけじゃなく、資料作成だったりメールだったり、誰かに何かを伝えるときに役立つのではないかと思います!
先月に引き続き、すごく基礎的なことを記事にしたので次回は最近の制作物についても記事が書けたら幸いです。
次回もよろしくお願いします!