Google的 画像の捉え方を考えてみる。
こんにちは、大型の連休も明けて皆様いかがお過ごしでしょうか?
しっかりと身体を休めてリフレッシュしてやる気に満ち溢れていますか?
それは良かった。今日は、いつもの技術というよりも少し
自分が興味深いと思った内容を取り上げるので、コラム的な感覚で
読んでいただけたら、嬉しいです。
今日は、いつもとは志向を変えて、画像について書いていきたいなと思います。
画像。みなさんもサイトを見るとき多くの画像を目にしていると思います。
私達はサイトを見るとき、どちらかというと画像による視覚的に情報を得ることの
ほうが多いのではないでしょうか?
でもそれは、インターネットも普及から10年以上たち回線のインフラなどが整ってきたことが
大きいですね。
インターネットの黎明期では、大きな画像を読み込もうとすると容量が大きいっと
画像一枚見るのにも時間がかかってしまっていました。
ですのでほとんどテキストで構築されたサイトから始まったと言えます。
そんな中で、今私達が当たり前のように使っているGoogleやYahoo!といった
検索エンジンが生まれてきました。
検索エンジンはそれこそ、登録すれば検索するキーワードにそってサイトを紹介してくれていましたが
進歩していき、みんながインターネットを当たり前に使うようになり検索するのが当たり前に
なってきてからは、検索されるキーワードに対して、よくその話題(テキストキーワード)が触れられている
サイトが上の方に上がってくるようになりました。
もちろん検索結果の初めに表示されるサイトを皆さんは見ると思うので
上位になるように最適化をすることが加熱していきます。それがいわゆるSEO(検索エンジンへの最適化)になります。
SEOは今日色々な進化をして、歴史を重ねて、いまやYahoo!もGoogleの検索機能を使っています。
すごく前置きが長くなりましたが、そんな初期の時代から今日までにGoogleにとって、最適化における
画像の役割はどう変化しているのかと言うのを、自分の見解を交えてご紹介していきたいと思います。
以前のGoogleの画像の認識と対応方法
Googleは最適化の少なからず私が最適化に携わり始めた2009年時点に追いては
画像の内容を正確に把握することはできませんでした。
(これは今でも完璧ではないです。)
ですので、概ね最適化における画像の対応方法としては代替テキストというもので
最適化してきました。
<img src="hogehoge.jpg" alt="画像の説明">
上記のような形でその画像が、何を表している画像なのかというのをテキストで
示してあげることでGoogleがその画像を認識することができたということです。
つまりテキストでその画像を認識・理解しているという状況でした。
ですので、いわゆるテクニックで順位を上げることができた時代に、
この画像の代替テキストにあげたいキーワードをいれまくるなどの
行為順位を操作するなどということも横行しました。
(これは今日でやっても効果がないと思いますし、ペナルティに繋がるのでやめましょう)
しかしながら、これは今でもGoogleのスターターガイドと言う
Googleが公式に出しているウェブで見れるドキュメントにも記載がされていますので
推奨されている画像の最適化の1つです。
Googleスターターガイド
https://developers.google.com/search/docs/beginner/seo-starter-guide?hl=ja#images
スターターガイドに記載されている画像の最適化
おすすめの方法
・簡潔でわかりやすいファイル名と alt テキストを使用する
・画像をリンクとして使用する場合は alt テキストを設定する
避けるべき方法
・可能な場合に「image1.jpg」、「pic.gif」、「1.jpg」などの一般的なファイル名を使用する。サイトに数千点の画像がある場合は、画像の名前指定の自動化を検討してみましょう。
・極端に長いファイル名を付ける。
・alt テキストにキーワードを並べたり、文章全体をコピー&ペーストしたりする。
・スパムと見なされるような長すぎる alt テキストを記述する。
・サイトのナビゲーションとして画像のリンクのみを使用する。
今日のGoogleの画像の認識(妄想含みます)
上記までを見てきた通り、今日においてもGoogle側が示すとおり
最適化のおすすめする方法として、altつまり代替テキストにテキストで
内容を書くことで、その画像が何なのかというを認識させるというのが
あるので、未だに正確には画像の把握はできていないと思います。
しかしながら、ここ最近AIが急激な進化を遂げており
Googleも検索エンジンに置いてAIをすでに導入しているということから
かなり画像の認識というのは進んでいるのではないかと考えています。
ここからは予測や、妄想的な部分を多く含むので、鵜呑みにはしてほしくないのですが
例えば、セキュリティの認証を行う時に画像認証という、図のようなものを
要求されたことはないでしょうか。
画像認証
こんなものを見たことないでしょうか?
そうつまり、〇〇はどれですかという問いに
私達に答えさせてることでロボットではないと認証させると
同時に、その画像をより正確に認識させる行為に使っていたら?
それはまさにDirty Deeds Done Dirt Cheap!
いともたやすくに行われるえげつない行為!
まさにD4C!とはいいすぎかもしれませんが😂
もしかしたら私達は知らずしらずにGoogleの画像認識に加担をしているのかもしれません!
Google画像検索・Googleレンズ
また最近ではGoogle画像検索やGoogleレンズという機能があるのをご存知でしょうか。
スマホなどで写真で写したものに対して、検索結果を読み出せる機能が
できております。
家にあったものを無造作に試してみたら、このような結果が!
この正確性、しかもその画像に紐づくテキストも理解しているので
このように取った画像などもデータを蓄積しているはずですので、
これも今後の画像認識に一役買っているのではと思っております。
画像と前後の文章の関連性
以前までですと文章と画像は完全に分離されていて、画像には代替テキストを載せることで
理解させるという形だったと書いてきましたが、
最近のAIの導入により、文章は文章で何を書いているかというのを理解して
それが文章として成り立っているか何について書いてあるのか、あるキーワードで
検索された時の有益性はなども理解できるようになってきました。
つまり以前は、例えば結婚と結婚式というのはただの独立したキーワードとして
捉えたいたものがAIの導入により、結婚という話題には結婚式というキーワードは
関連語として使われるし、他にはブライダルという言い方もあるな
というのも学習して文章をしっかりと理解するようになっているということです。
ですので、その文章の流れから、差し込まれる画像が関連性のあるものなのか
というのも理解をし始めていると言われています。
しかしこれからますます正確に画像の理解が進んでいくことが予想されます。
いかがでしたでしょうか。
昔は画像というのは理解できないでこちらが、テキストで補助していたものが
技術やAIの進歩によって未だ正確ではないですが、徐々に画像を認識しようとしている
動きがでてきていると思いませんか?
そうなってくるとまたこれから、より検索で調べたときの最適化に磨きがかかり
Googleと一緒に盛り上げる最適化がより楽しいものとなりそうです!
お付き合い頂きありがとうございました!