毎朝確認するSearch Consoleについてまとめてみた
新卒フロントエンジニアのひなこです!
今回は毎朝朝会で確認している「Search Console」について
まとめ記事を書いてみました。
朝会で、運用しているサイトに問題がないかをPLISM全員でチェックしています!
元々は先輩エンジニアの方が中心となって行っていましたが、
新しい挑戦をし、成長したいと思い、6月から引き継いで行っています!
チェックする上で、Search Consoleのどの部分に注目して
毎朝確認していけばいいのかをしっかり理解するために
こちらの記事で重要な用語、内容についてまとめてみました!
Search Consoleの基礎について学びたい方は、
ぜひご覧くださいませ!
Search Consoleとは
・Google検索キーワードの表示回数・順位の推移や、サイトの問題点などを確認できる→サイトの改善をすることができる
Search Consoleの機能
①Googleに検索された「キーワード」、サイトの「表示回数」「クリック数」「クリック率」「平均掲載順位」を確認できる
②ページのSEOの問題を知ることができる
③サイトのセキュリティ問題(ハッキング、マルウェア感染など)やGoogleのガイドライン違反項目がわかる
④どのようなサイトからリンクされているかがわかる
インデックスカバレッジとは
・サイト内の”インデックス”状況を知ることができる機能
※インデックスとは、Googleにウェブページを認識され、データベースに登録されている状態
インデックスカバレッジの重要性
【インデックスされている場合👍】
→検索エンジンから評価を得られる
【インデックスされていない場合👎】
→Googleの検索結果に表示されない。
→良いコンテンツでもSEO評価を受けられない
つまり、インデックスカバレッジエラーがある場合は、すぐに原因を探り、改善するべきということ。
インデックスカバレッジのステータス
ステータスは3種類。
数値が悪化していないかを日々確認し、悪化していた場合、解決のために改修をするべき。
🟢有効
・すでにインデックスされているページ
🟡有効(警告あり)
・ インデックスされているが注意点のあるページ
・確認するべき問題がある
🔴エラー
・何らかの理由でインデックスされていないページ
・Google検索結果に表示されないため、サイトへの流入が減る可能性がある
⚪️除外
・エラー以外の理由でインデックスされていないページ
🔴エラーの要因
①サーバーエラー(5xx)
・サイトの内部に問題がある可能性が高い
②「送信された URL はソフト 404 エラーのようです」
・存在しないページであるが、ステータスコード200が返される状態
・ページが存在しない場合は、404や410のステータスコードを返すように設定する
③「送信された URL が robots.txt によってブロックされました」
・robots.txtの内容を確認し、修正するべき
⚪️除外の要因
①代替ページ(適切な canonical タグあり)
・評価してもらいたいページの重複ページとして認識されている
・該当ページは対処する必要はない→問題なし
②ページが重複しています(canonical タグなし)
・別ページと重複していると認識されている
・canonicalタグを設定するか、該当ページを削除する
③クロールエラー
・該当URLをクロールした際にエラーが発生している
※クロールとは、検索エンジンがWebページを検索結果として表示させるためのデータベースに登録することを指す
参考サイト
https://satori.marketing/marketing-blog/google-search-console/
https://www.willgate.co.jp/promonista/index-coverage/
https://support.google.com/webmasters/answer/7440203?hl=ja
https://www.plan-b.co.jp/blog/seo/12094/
https://www.profuture.co.jp/mk/column/38960
LCPとは
・Largest Contentful Paint
・ページにおける最もサイズの大きなコンテンツの読み込みにかかる時間 (ユーザーが URL をリクエストしてから、最大のコンテンツ要素がレンダリングされるまでにかかる時間)
・最大のコンテンツ要素とは、画像、動画、大きなブロックレベルのテキスト要素
LCP における良いスコア
2.5 秒以下
🟢良好 | 🟡改善が必要 | 🔴低速 | |
---|---|---|---|
LCP | 2.5 秒以下 | 4 秒以下 | 4 秒を超える |
考慮される要素
・img要素
・svg要素内の image要素
・video要素
・url() 関数を介して読み込まれた要素(背景画像も含む)
・ブロックレベル要素(テキスト要素の子要素も含む)
表示速度が遅くなる要因
・サーバーの応答時間が遅い
・レンダリングを妨げるJavaScript、CSS
・リソースの読み込み時間
・クライアント側のレンダリング
具体的な方法
参考サイト
https://gmotech.jp/semlabo/seo/blog/corewebvitals_lcp/
https://support.google.com/webmasters/answer/9205520?hl=ja
CLSとは
・Cumulative Layout Shift
・ページが表示されるまでの間に発生した、レイアウトのずれをスコア化したもの
(具体例)
ユーザーがテキストを読んでいる途中で、
読み込みが遅れた広告が突然表示され、
テキストが画面下に押し出されて読めなくなってしまう
CLS における良いスコア
0.1以下
🟢良好 | 🟡改善が必要 | 🔴低速 | |
---|---|---|---|
CLS | 0.1 以下 | 0.25 以下 | 0.25 を超える |
CLS の改善方法
・画像要素や動画要素に必ず size 属性を付ける
・既存のコンテンツの上側にコンテンツを挿入しない(ユーザーが操作した場合は除く)
・transform アニメーションを優先